今回からは投資する銘柄について個々に紹介していく。
まずは『NZAM・レバレッジ インド株式2倍ブル』。
基準価格 | 純資産額 | 決算日 | 買付手数料 | 信託報酬 | 成長投資枠 | つみたて投資枠 |
14,106 円 | 26.31 億円 | 1月29日 | なし | 0.88% | × | × |
NZAMは
農林中金全共連アセットマネジメント株式会社 <略称>NZAM(エヌザム) Norinchukin Zenkyoren Asset Management Co., Ltd. |
で、JAの親玉である農林中央金庫のグループ会社。
複数の投資信託とETFを取り扱っており、その中の1つ。
以下、目論見書から抜粋。
ファンドの目的 |
Nifty50指数先物(米ドル建て)の日々の値動きの2倍程度の投資成果を目指します。 |
ファンドの特色 |
日々の基準価額の値動きがNifty50指数先物(米ドル建て)の値動きの2倍程度となることを目指し て運用を行います。 ◼ 日本の公社債等を主要投資対象とし、インドの株価指数先物取引を主要取引対象とします。 ◼ 運用にあたっては、株価指数先物取引の買建玉の時価合計額が投資信託財産の純資産総額の2倍 程度となるように買建てを行います。 ◼ 投資する株価指数先物取引については、原則としてNifty50指数を対象とした先物取引とします が、 流動性や市況動向等に応じて、他の株価指数先物取引を利用する場合があります 。 ◼ 設定·解約がある場合には、設定金額と解約金額の差分に対して、原則として当日中に株価指数 先物取引により対応を行います。 ◼ 組入外貨建資産については、為替変動リスクの低減を図るため、原則としてすべて対円での為替 ヘッジを行います。 1 ※ Nifty50指数先物は、Nifty50指数を原資産とするNifty50指数先物の直近限月の清算値とします。当該 先物は米ドル建てで取引されています。 Nifty50指数とは、インドの代表的な株価指数です。インドのナショナル証券取引所に上場する銘柄の うち、時価総額、流動性、浮動株比率等の基準を用いて選定した50銘柄を対象に算出される指数です。 |
ここで出てくる【Nifty50指数】は、日経平均株価(日経225)やNYダウ、NASDAQ-100、ラッセル2000、S&P500のような株式指数のインド版。
NIFTY50は、インド国立証券取引所 (NSE) において主要となる指数です。インド経済を占める13セクターのうち、時価総額上位50銘柄について、そのパフォーマンスを追跡しています。この指数が対象としている企業数は比較的少ないものの、NSEに上場している株式のうちで、自由浮動株の時価総額60%以上を占めるものであり、ファンドの投資先ポートフォリオやインデックスファンドのベンチマークとして利用されています。NIFTY50を構成する銘柄リストは6ヶ月ごとに更新されます。 |
他にもインドには複数の株式指数がある。
インドの株式指数 |
SENSEX30 Nifty Midcap 150 Nifty 50 Nifty 50 Value 20 S&P BSE ALLCAP BSE SmallCap BSE MidCap S&P BSE-500 S&P BSE-200 S&P BSE-100 NIfty smallcap 50 Nifty Smallcap 250 Nifty 200 NIFTY Smallcap 100 Nifty Midcap 50 NIFTY Midcap 100 Nifty 500 Nifty 50 USD Nifty 100 India VIX Nifty Next 50 |
基準価額の値動きについて |
前記の運用目標が達成できたとしても、基準価額の値動きがNifty50指数先物(米ドル建て)の値 動きの2倍程度となるのは前日と比較した場合であり、2日以上離れた日との比較では通常2倍程度 とはなりません。 |
これが『レバレッジ型の長期投資に手を出さない方がいい理由』。
目論見書にも書かれているが
・対象先物が上昇・下落を繰り返した場合、基準価額は押し下げられる傾向となる
・一般的に中長期の投資には向かず、比較的短期間の市況の値動きを
捉えるための投資に向いている金融商品
なのだ。
この銘柄に関しては長期保有と言うより実験的な意味合いで1~2年程度の積立投資で様子を見ながら手放す方向で考えている。
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