テンプルトン新興国小型株ファンド

個別銘柄

今回は『テンプルトン新興国小型株ファンド』を紹介。

基準価格純資産額決算日買付手数料管理費用(信託報酬含む)成長投資枠つみたて投資枠
16,911 円25.77 億円8月20日なし1.958 %×

イノベーション・インデックス・AIは三菱UFJアセットマネジメント株式会社の商品。
愛称はライジング・フォース
運用方針は「フランクリン・テンプルトン・インベストメント・ファンズ-テンプルトン・エマージング・マーケッツ・スモーラー・カンパニーズ・ファンド(クラスY(Ydis)JPY)」を通じて、主として新興国小型株式等(預託証券を含む)に投資する。当初購入時の時価総額が、MSCIエマージング・マーケット・スモール・キャップ インデックスの構成銘柄の時価総額の範囲内の新興国の株式等に投資する。原則として、為替ヘッジを行わない。 …とのこと。

そしてここまでの説明を吹き飛ばす程のインパクトがある【1.958 %】という手数料。
ネットNISA民なら見ただけで避けて通るレベルの手数料を掲げているだけあって、逆に一体どんなパフォーマンスを叩きだしてくれるのか期待せずにはいられない。
と言うわけで、運用成績を見てみよう。

基準価格はコロナショックで急落した後は順調に推移しているが、純資産総額は減り続けている。
また分配金は2017年の設定来、2022年と2023年の2回しか出ていない。しかも10円。

参考までに、同じく新興国の株式に投資する投資信託(年1回決算型/高い手数料)の推移も参照してみる。

シュローダー・エマージング株式ファンド(1年決算型)エマージング株式オープンは、どちらも管理費用が2%超えの異次元ファンド。
ちなみに楽天証券で一番管理費用が安い新興国株式向けの投資信託はeMAXISSlim新興国株式インデックス0.1518%
eMAXISSlimシリーズは純資産規模が桁違いなのと、できたてほやほやで過去のデータが無く比較対象にできないので、規模を1桁落とした管理費用の安い銘柄を見てみるとiFree 新興国株式インデックス0.374%

新興国株式向け銘柄の基準価格は、管理費用の違いに関わらず同じような動きをすることが判明。
ただ、パフォーマンスで見るとiFree 新興国株式インデックスが突出している。

これだけで結論づけるのは時期尚早ではあるが、新興国株式向け投資信託なら手数料が安い銘柄を選べば良いのでは無いだろうか。

比較対象に選んだ3銘柄とテンプルトン新興国小型株ファンドの違いは、前者は新興国の大型株中心に投資しているのに対し、後者は小型株と銘柄名に入っているだけあって新興国のほとんど聞いたこともないよいうな銘柄に投資している点。

大型株は安定感があるが大幅な上昇はあまり期待できない反面、小型株はそれこそ倒産のリスクなどもあるが急成長する可能性も秘めている。
この銘柄を選ぶ最大の理由はその点だろうか…。

注意事項とお願い
注意事項とお願い当ブログは投資初心者である私が自身の投資の勉強のために始めた実験を元に作成しています。
そんな初心者の解釈・見解をありのままに投稿しているので、引用してきた記事、画像、データ以外は正確性を欠くものも多数あると承知しております。
そういった点を踏まえ、生暖かく見守りつつも間違いをご指摘いただければと思います。
投資は自己責任で!

コメント

タイトルとURLをコピーしました