今回は『iFreePlus 米国配当王(年4回決算型)』を紹介。
基準価格 | 純資産額 | 決算日 | 買付手数料 | 信託報酬 | 成長投資枠 | つみたて投資枠 |
11,033 円 | 11.97 億円 | 2月、5月、8月、11月23日 | なし | 0.286% | ○ | × |
iFreePlusは大和アセットマネジメントのファンドシリーズ。
「NISAをフル活用するなら分配金が出る銘柄に手を出してはならん!」と言われているが、NISA口座ではないので気にしない。
毎年2、5、8、11月の各23日(休業日の場合翌営業日)に決算を行ない、収益分配方針に基づいて収益が分配される。(※分配されない時もある)
分配金は投資のメンタルが上がるので、効率厨でないならむしろ積極的にお勧めしたい。
分配金を受け取って別の銘柄に投資するも良し、再投資して複利を狙うも良し、はたまた分配金を貯めて欲しい物を買うも良し!
全てがメンタル上昇に繋がる。
とはいえ、株価が下がって含み損を抱えてたくはない。
そんなわけで株価の下落に強い、いわゆる優良銘柄を束ねた投資信託がこのiFreePlus 米国配当王なのである。
配当王、配当貴族指数には財務健全性の高い安定成長企業が集まっているため、下落相場に強い特徴がある。
良く聞く『配当王』と『配当貴族』の違いは以下の通り。
配当王 | 配当貴族 |
50年以上連続して増配している銘柄 | 25年以上連続して増配している銘柄 |
連続増配銘柄の中でも特に優等生みたいな感じ。
ちなみに日本の連続配当ランキング1位は花王(4452)で34期連続増配(2023年12月時点)をしており、配当貴族にあたる。
この銘柄で恐らく一番知っておかなければならないことは以下の注意事項。
分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。 |
つまり、分配金が支払われるとその分基準価格が下がる銘柄ということ。
上昇局面ではまだいいが、下落局面では思った以上にマイナスになることもある。
銘柄としては確実に配当収入を見込めるが、分配金を出すために足りない分は身(基準価格)を切る(取り崩して)必要があるため、下落局面では分配金を再投資に回さないとどんどん資産価値が目減りしていってしまうことになるので注意が必要だ。
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